エレベーター定期検査|建築基準法
TANAAKKファシリティーズの法定点検アウトソーシング(Legal Inspections Outsourcing™: LIO™)
1. 概要
TANAAKKファシリティーズのLIO™事業部では、建築基準法に基づくエレベーターの定期検査・保守業務をアウトソーシング提供しています。安全な運行を確保し、法令遵守を支援することで、管理者の負担を軽減します。
2. エレベーター定期検査の必要性
建築基準法では、エレベーターの所有者や管理者は定期的に点検を実施し、検査結果を行政機関へ報告する義務があります。点検を怠ると、事故・故障リスクの増加、行政指導、罰則の対象となる可能性があります。
3. 点検対象設備
以下のエレベーター設備を対象に、定期点検・検査を実施します。
- 昇降路・機械室
- 昇降路内の異物、レール・ワイヤーロープの損傷
- 機械室の電気設備・制御盤の異常
- 運転装置・制御装置
- モーター、ブレーキの作動確認
- 制御システム・センサーの点検
- 安全装置・非常用設備
- 非常停止装置、かご内非常通報装置
- 戸開走行保護装置、インターロックの動作確認
- エレベーターかご・ドア機構
- かご内照明、表示盤の異常確認
- ドアの開閉動作、ドアセンサーの機能点検
- 負荷試験(必要に応じて)
- 非常用バッテリー・非常用運転の試験
- 過負荷時の安全装置作動確認
4. 法定点検の種類と頻度
- 月次点検(1ヶ月に1回)
- 各機器の作動確認、異常・摩耗のチェック
- 定期検査(1年に1回)
- 法定検査を実施し、特定行政庁へ報告書提出
- 総合検査(3〜5年に1回)
- 負荷試験、安全装置試験を含む精密点検
- 緊急点検(必要に応じて)
- 異常動作・事故発生時の臨時点検
5. LIO™の提供するサービス
① ワンストップ対応
点検・検査・報告書作成・行政機関への提出までを一括対応し、管理者の負担を軽減します。
② 専門技術者による高品質点検
エレベーター保守技術者、建築設備士が対応し、確実な検査と運行管理を実施。
③ DX(デジタルトランスフォーメーション)による効率化
クラウドシステムを活用し、点検履歴・報告書をデジタル管理。履歴の可視化により、メンテナンスの最適化を支援。
④ コンプライアンス遵守の強化
建築基準法、労働安全衛生法、エレベーター安全基準などの最新改正情報に対応し、適切な点検・管理を提供。
6. 導入のメリット
- 法令遵守の確実化:建築基準法に基づいた適正な管理
- 安全性の向上:定期点検によりエレベーターの安全運行を確保
- 設備の長寿命化:摩耗部品の早期発見・交換で突発的故障を防止
- 業務負担の軽減:行政報告まで一括対応し、管理者の手間を削減
7. 導入までの流れ
- お問い合わせ・相談(施設のエレベーター管理状況をヒアリング)
- 現地調査・プラン提案(最適な点検・管理プランの策定)
- 契約締結(年間点検・報告計画の策定)
- 点検・検査・報告書提出(必要に応じて行政機関への報告代行)
- 継続的なサポート(改善提案、修繕・更新計画の支援)
8. お問い合わせ
お問い合わせ|TANAAKKファシリティーズ LIO™ 事業部
エレベーターの定期検査・保守のアウトソーシングなら、TANAAKKファシリティーズにお任せください。確実な法令対応と安全な運行を、専門家がサポートします。